純正水温センサー穴に社外水温計センサーり付け

普通、社外の水温計を付けるとなると、ラジエター上部にあるアッパーホースに水温計用のジョイントをかませてそこにセンサーを刺すのが一般的ですが、この場合、水温が上がり、70〜80度になってサーモが開いて、アッパーホースにLLCが流れ始めないと水温が測れません。

まあ、普通は80〜120度の範囲の温度がわかればいいし。
オーバーヒートを知るために水温計を付けるんだから
何ら問題は無いんだけどね。

でも、何となくサーモが開く前(暖気時)の水温もちゃんと知りたいな〜って
思って、純正の水温計が刺さってる穴に社外のセンサーが刺せないかな〜って思って
調べてみたら、なんと、ネジサイズはドンピシャ!!(純正1/8PT Defi 1/8PT)


ただし、純正と差し替えると純正の水温計は動かなくなります。(当然か)

んじゃ、軽くレポを。

まず、ターボの配管が邪魔なので外します。


写真ではY字管の頭だけ外してます。2又を外すのが面倒なんで・・・。
よい子はちゃんと外しましょう。

次にアッパーホースを外しです。


そのまんま外すとアッパー内のLLCがこぼれるので、最初に抜き取っておきます。
今回はスポイトのような物で抜き取り、再利用するのでペットボトルに入れました。

と言っても、ラジエターキャップの部分からはアッパー内部のLLCを全部は抜き取れません。

社外の水温センサーを刺すジョイントがあったのでその穴からもLLCを抜きます。


全部抜き取ったらアッパーホースを外します。


LLCが残ってますので下にタオルでも敷いておきます。

アッパーホースを外してイグニッションコイル(プラグコードが集まってるとこ)
の下を覗くとこんな感じでセンサーが3本刺さっています。


3本のうち、左と真ん中はECUに温度を伝える為のセンサーなので抜いてはいけません。
右の小さいセンサーは純正の水温計を動かす為の物なので、
今回はこれを外して社外のセンサーを取り付けます。
ネジサイズはDefiと同じ1/8PTです。他の社外品はどうだか知りません。

カプラーを抜いて、12mmのディープソケットで軽く緩めます。
普通のラチェットやスパナではセンサーの端子が邪魔で回せません。

一気に取り外すと中のLLCがこぼれますので手で回せるようになったら止めて下さい。


Defiの水温センサーです。ちゃんとシールテープを巻きましょう。

で、純正センサーをギリギリまで緩めて、余った手で社外のセンサーを持ち、
純正を外すと同時に社外を突っ込みます。
手間取っているとセンサー穴からLLCが小便小僧のように吹き出ます。

ウチは100〜200ccほどこぼれました。

社外のセンサーを締めて水漏れが無いか確認します。
あまりきつく締めすぎるのは辞めましょう。
1度、取り付け部からピキッ!って音がして、割れたかと思いました。

後は配管を元に戻していく訳ですが、ジョイントが付いてるとどうしても水漏れの心配があるので
この際だから新品のアッパーホースに取り替えました。

前期の前期に付いてるホースは水漏れする物があるらしく、途中から対策品に変わってます。
1度も変えた事が無い人はLLC交換のついでに交換した方が精神衛生上いいかもしれません。
部品代は3000円でおつりがきます。


新品アッパーホース


アルミテープ巻き巻き。
効果の程は不明。

で、アッパーホースを付けて、ターボの配管を戻して抜き取ったLLCを入れてエア抜きして完了。

エア抜き中に水温計を見てみたら、ちゃんと暖気時の低水温もわかるようになりました(当たり前か)

最後に。
ウチのGTOは前期(H3年式 ツインターボ)ですが、中期や後期/最終も同じ所に同じセンサーがあるとは限りません。
もし、自分の車でやる時はちゃんとディーラーでセンサー位置を聞いて、抜いても大丈夫か聞いてからにして下さい。
もしかしたら、前期のように水温計専用のセンサーが無いかもしれませんし、
ECU用のセンサーと兼用になってるかもしれません。
あくまで自己責任でやって下さい。

戻る

当サイトはフレームを使用しております。
上部にメニューが表示されていない場合はこちらをクリック

http://www.gtolife.net