リトラGTOのヘッドライトの暗さに悩まされて○年。。。
とりあえず高効率バルブに変えたり、効率を上げる社外の配線を取り付けている人も多いと思いますが
これが逆に仇になる事も。。。
バルブ交換の際にふと内部を見てみたら・・・。
上側のリフレクターが真っ黒に焼けてました。
高効率バルブで発熱量が増えたのが原因か、単に経年劣化かは不明です。。。
しかも、ロービームを照らすために反射するのに必要な上側が真っ黒。
こりゃ、暗いわな。
とりあえず、この焼けたヘッドライトを焼けてない物に交換するだけでも
ロービームの暗さはかなり改善されるかもしれません。
※ハイビームはまだしも、ロービームが異常に暗いと思っている人は上側のリフレクターの焼けを確認してみて下さい。
ガラスレンズ面から目視ではぱっと見焼けてないように見えても、内部を覗くと1円玉くらいの大きさで焼けている物もあります。
まあ、ただライトを交換するだけじゃつまらないので
あまりやってる人が居ないリトラのGTOに H4 Hi/Lo切り替えのHIDを組み込んでみようと。
※ハイ/ロー切り替えHIDは後方スペースが普通のH4バルブよりかなり必要な為
リトラの車両はバルブ後方スペースが狭く、ハイ/ロー切替HIDの装着が困難でした。
その為、後方スペースを必要としないロービームのみHID化が一般的でした。
但し、これだとパッシングは出来ませんし、ハイビームが無くなるので無論車検も通りません。
んでは、とりあえずGTOのリトラがどんな寸法なのか確認。
まずはヘッドライト本体。
H4バルブの台座が当たる部分からガラス面まで
約58ミリ
う・・・。思ったより浅い・・・。
これがHi/Lo切り替えHIDを装着するのに一番のネックになるかも。
次にバルブにカプラーを装着した状態の寸法
約38ミリ
で、画像はありませんがリトラユニットを下げた状態で
バルブの台座から車体のフレームまで後方スペースが
約75〜80ミリ
リトラユニットを上げた状態だと
100ミリ以上
意外とスペースがあります。
こりゃ、余裕かなーと思ってましたが
手動ダイヤルをグルグル回して上下の動作を観察してたら
バルブの真後ろをリトラユニットのフレームが上下して通過することを発見。
このリトラユニットのフレームがバルブ裏を上下して通過する時に
最もバルブ後方スペースが狭くなる事を発見。
で、実寸しようと思いましたが定規がうまく入らないので
こんな方法をとってみました。
台座部分から約75ミリになるように紙でロールを作成
リトラを上下させてもギリギリで動くフレームに干渉しない事を確認。
結果、バルブの台座からライトの内側へ約58ミリ
台座から後方が約75ミリ以下であれば社外のHIDが装着出来る可能性が出てきました。
個体差やクリアランスを考えて余裕をみると
バルブの台座からライトの内側へは56ミリ以内、後方へは70ミリ以内程度の物を探すのがいいかもしれません。
(バーナーの後方形状によっては後方70ミリよりもっと小型の物でないと厳しいです)
実際、ライト内へ56ミリ以内ってのがHi/Lo切り替えにはかなりネックになるだろうけど。